【NEW】
AUTOEXEC.BATがうまく編集できない原因には次のようなものがあります．
【１】C:\WINDOWSフォルダ内にて，AUTOEXEC.BATが見つからない
・対処法：WINDOWSフォルダを開き，フォルダオプションによってファイルの拡張子およびすべてのファイルを表示するように変更する．
【２】メモ帳からAUTOEXEC.BATファイルを開くことができない
・対処法：開くときに，ファイルの種類をテキストファイルではなく，すべてのファイルを表示するように変更する．
【３】AUTOEXEC.BATファイルを開くと，その中にPATHで始まる行がない
・対処法：新たにPATH行を入力する．
�，泙査能蕕法ぅ妊好�トップ上のマイコンピュータを開き，Ｃドライブ（WINDOWSがインストールされているドライブ）を開く．
�▲帖璽襯瓮縫紂爾如ぁ嵒充─廣�「フォルダオプション」を開く．
��「表示」タブを選択し，上図のように「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックを外し，その下の「すべてのファイルを表示する」にチェックを入れてください．
�ぁ孱錬法廚砲靴凸瓩襪函�AUTOEXEC.BATが表示されています．
【２】メモ帳からAUTOEXEC.BATファイルを開くことができない
メモ帳のツールメニューから「ファイル」→「開く」を選択し，ダイアログの一番下の「ファイルの種類」のところで「すべてのファイル」を選択して．すると，上のファイル表示の中にAUTOEXEC.BATが出て，開けるようになります．
【３】AUTOEXEC.BATファイルを開くと，その中にPATHで始まる行がない
行を追加する必要があります．例えば，次のような場合は，
loadhigh C:\WINDOWS\COMMAND\nlsfunc.exe C:\WINDOWS\country.sys
このloadhighの行の下に，次の１行を追加してください．
PATH=C:\jdk1.3\bin
Windows2000では，AUTOEXEC.BATは存在していません．ですから本書中で解説している方法ではパスを通すことができませんので，次の方法でパスを通してください．
�．妊好�トップのマイコンピュータを右クリックして，プロパティを選択します．
�△海料犧遒如屮轡好謄爐離廛蹈僖謄�」が開きますので，詳細タブを選択してください．
��ここで，真ん中へんに「環境変数」の設定ボタンがありますので，それをクリックしてください．すると，環境変数のダイアログが表示されます．この下側のウィンドウの「システム環境変数」の中から「Path」の行を選択し，編集を押してください．
�い垢襪函�Pathの設定画面に移ります．ここで，赤線枠のように，この行の最後に「；C:\jdk1.3\bin」を付け加えます．もし，Windows2000のドライブが，Cではない場合は，適宜，ご自身の環境に合わせてドライブ名を変更してください．
Windows Meは本書の初版発行後に発売されたOSですので，本書中に具体的な項目がありません．Windows 95/98では，起動時にMS-DOSを選択することができましたが，Windows MeではMS-DOSから起動することができなくなりました．また，これに付随して，AUTOEXEC.BATの役割などが変わってきています．
Windows Meがクリーンインストールされたマシンの場合，AUTOEXEC.BATは存在していません．また，Windows95/98からアップグレードした場合には，AUTOEXEC.BATが存在します．しかし，Windows Meが自動的に書き換える可能性がありますので，ここでの指示に従ってパスの設定を行ってください．
�．好拭璽肇椒織鵑�らたどって「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「システム情報」を選択してシステム情報を起動します．
�◆屮轡好謄狆霾鵝廚魑�動すると，なぜか「ヘルプとサポート」が起動します．起動にはシステムの情報を集めるために，多少時間がかかりますので少し待ってください．次に，ここから「ツール」を選択して「システム設定ユーティリティ」を起動します．
��たまに（アップグレードの場合などに）以下のような注意が出ることがありますが，気にしないでください．
�ぁ屮轡好謄狎瀋螢罅璽謄�リティ」が立ち上がったら「環境」タブを選択します．その中でPATHという変数項目があるのを確認してください．これを選択して「編集ボタン」を押してください．もし，PATHがない場合には，「新規ボタン」によってPATH項目を作ってください．
�イ垢襪函ぁ嵎竸瑤寮瀋蝓廚�開きPATHの設定画面に移ります．ここで，この行の最後に「；C:\jdk1.3\bin」を付け加えます．もし，Windows
Meのドライブが，Cではない場合は，適宜，ご自身の環境に合わせてドライブ名を変更してください．新規でPATHを作成する場合には「C:\jdk1.3\bin」だけで結構です（先頭のセミコロンは必要ありません）．
�κ儿垢�終わって「OK」を押すと，「システム設定ユーティリティ」に戻りますので，PATHが変更されていることを確認してください．大丈夫だったら，「OK」を押してください．
�Г垢襪函ず撞�動を促すウィンドウが表示されます．再起動してください．
�┛幣紊�PATHの設定は終了しました．再起動後にMS-DOSプロンプトを立ち上げ，その中で「PATH」と入力し，Enterキーを押して表示されるPATHの表示が正しいかどうかを確認してください．
Windows XPには「MS-DOSプロンプト」は存在せず，かわりに「コマンドプロンプト」があります．コマンドプロンプトは「スタート」ボタンから「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」の順で選択することで起動します．本書で解説しているプログラムのコンパイルは コマンドプロンプト上から行ってください．下図はコマンドプロンプト上で「First.java」をコンパイルしたところです．
Windows XPは本書の初版発行後に発売されたOSですので，本書中に具体的な項目がありません． また，Windows XPはWindows 2000と同じくAUTOEXEC.BATファイルが存在しませんので，以下の方法でパスを設定してください．
� 屮好拭璽函廛椒織鵑�ら「マイコンピュータ」を選択して開き，ウィンドウ内を右クリックして「プロパティ」を選択します．
�◆屮轡好謄爐離廛蹈僖謄�」ウィンドウが開きます．「詳細設定」タブ→「環境変数」ボタンをクリックします．
※「システムのプロパティ」ウィンドウは「コントロールパネル」で「システム」をクリックして開くこともできます．
��「環境変数」ウィンドウが開くので，「ユーザ環境変数」グループの「新規」ボタンをクリックします．
�ぁ嵜靴靴ぅ罅璽曲竸堯廛Ε�ンドウが表示されます．「変数名」欄に PATH ，「変数値」欄に c:\jdk1.3\bin と入力し，「OK」ボタンをクリックします．
※手順��で最初からPATHで始まる行が存在していた場合は，その行を選択して「編集」ボタンをクリックし，手順�い任蓮嵎竸�値」欄の内容の末尾に ;c:\jdk1.3\bin （この場合は最初に「; 」がつくことに注意）と追加して「OK」ボタンをクリックしてください．元からあるPATH行の内容は削除しないでください．
�ァ峇超�変数」ウィンドウに戻るので，いま入力したPATH行が「ユーザ環境変数」欄に追加されていることを確認して「OK」ボタンをクリックします．
AUTOEXEC.BATの設定も終わり，実際のコマンド入力を行った際に，コンパイルできずにエラーが表示されることがあります．このエラーは大きく分けて次のものがあります．
| Windows95/98の場合 | コマンドまたはファイル名が違います |
| Windows2000の場合 | 'test' は、内部コマンドまたは外部コマンド、 操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。 |
| Windows95/98の場合 |
エラー: first.java を読み込めません。 エラー 1 個 |
| Windows2000の場合 |
このエラーがどちらかを見極めて，次の対策を行ってください．
まず，最初に，JDKが正常にインストールされているかどうかをご確認ください．書籍上では，Windows98環境で，Cドライブから起動して，JDKを何の指定もせずにデフォルトでインストールした場合を想定しています．特に，Windows98とWindows2000の両方がインストールされているような環境では，Windows2000の起動ドライブがC以外ということもあり得ます．
最初にエクスプローラで，JDKがどこにインストールされているか確認してください．
この例では，Windows2000はEドライブにインストールされているのがわかります．
次に実際のパスが通っている状態を調べます．まず，スタートボタンからWindows95/98なら「プログラム」→「MS-DOSプロンプト」とたどって，MS-DOSを起動，Windows2000なら，「プログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」とたどって，コマンドプロンプトを起動してください．
そして，ここに「PATH」と入力して，Enterキーを押してください．
この例では，c:\jdk1.3\binにパスが通っているのがわかります．
もし，間違いを見つけたら，パスの設定に戻って，再度変更してください．AUTOEXEC.BATを変更した場合には，一度，マシンを再起動しないと，結果が反映されませんので，一度再起動してください．またPathなどはすべて半角のアルファベットと記号です．漢字モードで全角文字を入れてしまっていないかチェックしてみてください．
ここまで確認できたら，今度はファイル名を入れずに「javac」とだけ入れてEnterを入れてみてください．このとき，次のように表示されたら，きちんとパスの設定ができています．
本文の説明では，最初にC:\java\chapter3というフォルダの中に，First.javaという名前のファイルを作ることになっています．そして，それ以外のフォルダでjavac First.javaを実行すると，以下のようなメッセージが表示されます．
この例では，もちろんC:\には，First.javaがありませんからエラーしています．もし，C:\java\chapter3に移って，プロンプトがC:\java\chapter3\>になっている場合には，First.javaのスペルが間違っているか，このディレクトリに実際にFirst.javaのファイルがないか，もしくはFirst.java.txtというテキストファイルになってしまっているかです．
それぞれをチェックしてみてください．正常にファイルが読み込めてコンパイルされていれば，このフォルダにFirst.classという名前のファイルができているはずです．もし入力したプログラムに間違いがある場合には，本書p.53 図3.2.9のようにエラーした箇所が表示されます．この場合は，ソースファイルをもう一度見直して，修正してください．
これはWindows95をお使いの方が，メモ帳にて拡張子が「.java」でファイルを保存しようとするときに出る症状です．Windows98・Windows2000のメモ帳では，保存する際に，「ファイルの種類」を「テキスト文書」から「すべてのファイル」にすることによって，保存時に指定した拡張子そのままで保存することができます．
Windows95では，メモ帳でどんな形式で保存しても勝手に「.txt」がついてしまいます．
これは回避することができないので，以下の方法で編集をしてください．
１．まずメモ帳でプログラムを打ち込み，「.txt」がついても良いので，とりあえず保存を行う．
２．次に一度メモ帳を終了し，エクスプローラなどで，そのファイルのフォルダーを一覧表示し，ファイルを直接選択して，ファイル名の変更によって「.txt」を取り去る．
３．このファイルを開く時には，先にメモ帳を開き，メモ帳の「開く」「すべてのファイル」で呼び出す．
４．保存するときは，そのまま保存する．一度変更されたファイル名は，新たに「.txt」がつくことなく，そのまま編集することができる．
ただし，Windows95では最新バージョンのIEをインストール等しないと，ブラウザでアプレットを表示した時に，本文通りの動作をしない可能性があります．できれば，Windows98かWindows2000上で動作させるようにしてください．