SDKのインストール手順

SDKをインストールするには、次の手順を踏む必要があります。

1
SDKのインストールファイルをダウンロードする
2 SDKをインストールする
3 環境変数を設定する

■1 SDKのインストールファイルをダウンロードする

●1-1 インストールファイルのダウンロード

まず、Sun Microsystems Inc.のページより、SDKのインストールファイルをダウンロードします。次のページより、「Download J2SE v 1.4.2_03」という見出し部分の「32-bit/64-bit for Windows/Linux/Solaris SPARC 32-bit for Solaris x86」行−「SDK」列にある「DOWNLOAD」というリンクをクリックしてください。
Download Java 2 Platform. Standard Edition. v 1.4.2(J2SE)
.
セットアップファイルの選択画面

●1-2 使用許諾の了承

英語の使用許諾ページに移ります。ひと通り目を通した上で、一番下にある[ACCEPT]ラジオボタンを選択した上で、[Continue]をクリックしてください。
.
使用許諾画面

●1-3 セットアップファイルの保存

プラットフォーム(利用しているOS)の選択画面に移ります。「Windows Platform」欄の「Windows Installation, Multi-language j2sdk-1_4_2_03-windows-i586-p-iftw.exe」というリンクをクリックしてください。
.
プラットフォームの選択画面

●1-4 ダウンロードの開始

「ファイルのダウンロード」画面が開きます。保存先に適当な場所(たとえばデスクトップ)を設定した上で、[保存]ボタンをクリックしてください。セットアップファイルのダウンロードを開始します。
.
ファイルのダウンロード画面

top

■2 SDKをインストールする

●2-1 セットアップファイルを開く

セットアップファイルのダウンロードが終了したら、ダウンロードされたセットアップファイルをダブルクリックします。

●2-2 ライセンス契約の了承

インストールのための準備が自動的に始まり、準備が終了次第「製品ライセンス契約」画面に移ります。[同意します]ラジオボタンを選択し[次へ]をクリックしてください。
.
製品ライセンスの同意画面

●2-3 コンポーネントの選択とインストール先の確認

「コンポーネントの選択」画面に移ります。空き容量に余裕があるのであれば、何も手をつけないで構いません。
また、同じ「コンポーネントの選択」画面に、SDKのインストール先も記されています。通常は、すでに指定されている場所で構いません。ここに記されているアドレスは後々必要になりますので、メモを取っておいてください。確認できたら、[次へ]をクリックします。
.
インストールするコンポーネントとインストール先の確認画面

●2-4 インストールの開始

データベースフォルダのインストール先を尋ねる画面に移ります。通常はこのまま[次へ]をクリックしてください。SDKのインストールを開始します。
.
データベースフォルダのインストール先確認画面

top

■3 環境変数を設定する

●3-1 環境変数とは

ただSDKをインストールしただけでは、SDKの提供する機能をWindows本体から簡単に使用することができません。そこで、環境変数というものをWindowsで設定することで、インストールした機能をWindowsで容易に使用できるようになります。環境変数は、OSのバージョンによって設定方法が異なります

Windows 98/Me の場合
Windows 2000/XP の場合

▼Windows 98/Me の場合

@ 画面左下の[スタート]メニューより、[プログラム]→[アクセサリ]の順で開いていき、[メモ帳]を選択します。
.
メモ帳の選択

A メモ帳が起動したら、左上の[ファイル]メニューより、[開く]を選択します。
.
[開く]を選択

B 「開く」ウィンドウが開いたら、[ファイル名]の部分に次のように記述します。

c:\autoexec.bat

autoexec.batを開く
.
[ファイルの種類]欄は、「テキスト文書」ではなく「すべてのファイル」にしてください。ファイル名と種類の指定が終了したら、[開く]ボタンをクリックしてください。

C すでに書かれている内容の一番最後にカーソルを移動し、次の内容を正確に記述してください。[メモした内容]の部分には、2-3でメモしたアドレスを記入します。

SET PATH=[メモした内容]\bin;%PATH%

パスをメモ帳に記述する
.
なお、すでに書かれている内容を削除してしまうと、OSが起動しなくなることもあるので、必ず追記するようにしてください。

D 入力が終わったら、右上の×をクリックします。「AUTOEXEC.BATは更新されています。保存しますか?」というメッセージが出たら、「はい」をクリックしてください。

E 設定を反映させるため、Windowsを再起動します。

▼Windows 2000/XP の場合

@ コマンドプロンプトの画面が開いていたら、全て閉じてください。

A [スタート]メニューを開き、[マイコンピュータ]を右クリックします。するとメニューが現れるので、一番下の[プロパティ]を選択してください。
.
マイコンピュータのプロパティを選択

B [システムのプロパティ]画面が開きます。最初は[全般]タブが開かれているので、[詳細設定]タブを選択してください。
.
詳細設定タブを開く

C [詳細設定]タブの[環境変数]ボタンをクリックすると、[環境変数]ウィンドウが開きます。[ユーザー環境変数]カテゴリと[システム環境変数]カテゴリのうち、[ユーザー環境変数]カテゴリの[新規]ボタンをクリックしてください。
.
ユーザ環境変数の新規作成

D [新しいユーザー変数]画面が開きます。2行のテキストボックスに、それぞれ環境変数名(PATH)と、変数値(2-3でメモした内容)を記入してください。

変数名:PATH
変数値:[メモした内容]bin;

.
変数値の設定

E 記入できたら、[OK]ボタンをクリックし続け、[新しいユーザー変数]→[環境変数]→[システムのプロパティ]ウィンドウを閉じていきます

●3-2 コマンド(MS-DOS)プロンプトを開く

では、設定が反映されているか確認しましょう。[スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]の順に開いていき、[コマンドプロンプト]([DOSプロンプト])を選択してください。
.
コマンドプロンプトの選択

●3-3 実行の確認

プロンプト画面が開いたら、次のように入力してください。

java -version

javaインタプリタが正常にインストールされていれば、次のように表示されます。

java version "1.4.2_03"
java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.4.2_03-b02)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.4.2_03-b02, mixed mode)

次に、環境変数が正しく設定されたか確認するために、次のように入力してみてください。

javac

設定が正しく行われていれば、javaコンパイラのオプション内容が表示されます。

使い方: javac  
使用可能なオプションには次のものがあります。
  -g                        すべてのデバッグ情報を生成する
  -g:none                   デバッグ情報を生成しない
                          :

ここでエラーが出てしまう場合は、正しく環境変数の設定ができていません。3-1に戻って、もう一度やり直してみてください。

●3-4 設定の完了

これで完了です。アンインストールする場合は、[コントロールパネル]→[プログラムの追加と削除]より行ってください。

top