標準プログラマーズ ライブラリシリーズはじめてのJava 完全入門

[表紙]はじめてのJava 完全入門

紙版発売

B5変形判/496ページ

定価2,838円(本体2,580円+税10%)

ISBN 4-7741-1462-6

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書籍の概要

この本の概要

本書は,未経験者に適した入門書であると同時に,これまでに何らかの言語を習得している方が過去の経験を無駄にすることがないよう,また逆に過去の経験が新しい言語(Java言語)の習得の妨げになることがないよう十分に配慮された画期的かつ稀有な入門書です。

こんな方におすすめ

  • Javaを本格的に基礎から学んでみたい方
  • プログラミングを学び始めようとしている方

著者の一言

本書は,「Javaプログラミングの最初に,必ず押さえておくべきJavaの基本(Javaの文化)」を解説しています。プログラミング初心者の皆さんはもちろん,キャリア豊富なCやC++プログラマの皆さんに必要なこと,それは「異質なJava文化を理解する」ことです。

目次

第1章 Javaとは

  • 1-1 Javaとはどのような言語なのか?
    • 1-1-1 Javaの誕生
    • 1-1-2 Java VMとは
  • 1-2 Javaのアプリケーションとツール
    • 1-2-1 Javaのアプリケーション
    • 1-2-2 Javaプログラミングに必要なツール
  • 1-3 なぜ,オブジェクト指向プログラミングなのか?
    • 1-3-1 プログラミング言語の進化
    • 1-3-2 プログラミング言語のもう1つの進化
  • 1-4 オブジェクト指向プログラミングとは
    • 1-4-1 情報の隠蔽とクラスカプセル化
    • 1-4-2 インターフェースとメソッド
    • 1-4-3 再利用とクラスの継承
  • 第1章のまとめ

第2章 Javaプログラミングとは

  • 2-1 Javaプログラミングことはじめ
    • 2-1-1 ソースコードを作成する
    • 2-1-2 ソースコードを保存してコンパイルする
    • 2-1-3 クラスファイルを実行してみる
  • 2-2 Javaプログラムの詳細
    • 2-2-1 はじめてのJavaプログラムの概要
    • 2-2-2 メソッドとは
    • 2-2-3 メソッドを呼び出すには
    • 2-2-4 コメントを記述するには
  • 2-3 もう1つのプログラム
    • 2-3-1 もう1つのプログラムを作成,実行する
    • 2-3-2 パッケージとは
    • 2-3-3 変数とは
  • 第2章のまとめ

第3章 データの種類とその取り扱い

  • 3-1 Javaプログラムの名前付け
  • 3-2 Javaの予約語
  • 3-3 Javaのデータ型
    • 3-3-1 Javaの基本データ型
    • 3-3-2 Javaの値型と変数と文字型
    • 3-3-3 Javaのブール型と論理値
    • 3-3-4 Javaの整数型と整数リテラル
    • 3-3-5 Javaの浮動小数点型と浮動小数点リテラル
    • 3-3-6 その他の基本データ間の型変換
  • 第3章のまとめ

第4章 Javaの演算子と制御の仕組み

  • 4-1 式と演算子と算術演算子
    • 4-1-1 式とは
    • 4-1-2 Javaの算術演算子
    • 4-1-3 算術演算子を使ってみる
    • 4-1-4 間違った演算の取り扱い
    • 4-1-5 演算子の結合規則と優先順位を理解する
    • 4-1-6 代入演算子と複合代入演算子
    • 4-1-7 文字列連結演算子と型変換
  • 4-2 条件式と条件分岐
    • 4-2-1 関係演算子と論理演算子
    • 4-2-2 関係演算子と論理演算子の使い方
    • 4-2-3 Javaの関係演算子の適用範囲と特別な意味
    • 4-2-4 if-else構文とif-else-if構文を作ってみる
    • 4-2-5 条件演算子を使ってみる
    • 4-2-6 定数分岐を作ってみる
  • 4-3 ループの構築
    • 4-3-1 whileループを作ってみる
    • 4-3-2 forループを作ってみる
    • 4-3-3 do-whileループを作ってみる
  • 4-4 Javaのビットを操作する演算子
    • 4-4-1 ビットごとの演算子の使い方
    • 4-4-2 ビットシフト演算子の使い方
    • 4-4-3 ビット構成を調べるプログラムを作る
    • 4-4-4 ビットごとの演算子を使ってみる
    • 4-4-5 ビットシフト演算子を使ってみる
  • 4-5 Javaのその他の演算子
  • 第4章のまとめ

第5章 Javaの文字列と参照型の取り扱い

  • 5-1 Javaの参照型
    • 5-1-1 Javaの文字列の取り扱い
    • 5-1-2 Javaの参照とは?
  • 5-2 クラス型オブジェクトの生成方法
    • 5-2-1 クラス型のオブジェクトを生成する
    • 5-2-2 ガーベージコレクタとその役割
    • 5-2-3 クラス型としてのJavaの参照型
  • 5-3 Stringクラスを使う
    • 5-3-1 参照代入の意味を理解す
    • 5-3-2 Stringクラスのコンストラクタ
    • 5-3-3 もう1つのStringクラスオブジェクトの
  • 生成方法
    • 5-3-4 Stringクラスのメソッドを使う
  • 5-4 StringBufferクラスを使う
  • 第5章のまとめ

第6章 クラスの仕組みとその使い方

  • 6-1 クラス定義とクラスの仕組み
    • 6-1-1 一般的なクラス定義のしかた
    • 6-1-2 カプセル化とstaticメンバーを備えた
  • クラス定義
    • 6-1-3 パッケージ属性とは
    • 6-1-4 Javaのアクセス属性と可視性
    • 6-1-5 非staticメンバーを備えたクラス定義
    • 6-1-6 this参照とは
    • 6-1-7 共有を表すクラスメンバーとその振る舞い
    • 6-1-8 クラス変数とインスタンス変数の自動的な初期化
  • 6-2 変数の初期化記述とコンストラクタ
    • 6-2-1 初期化記述を使った初期化
    • 6-2-2 コンストラクタを使った初期化
    • 6-2-3 コンストラクタに埋め込まれる初期化記述
    • 6-2-4 デフォルトコンストラクタ
    • 6-2-5 オーバーロードコンストラクタ
    • 6-2-6 ファイナライザとは?
  • 6-3 値渡しと参照渡しの意味の違い
    • 6-3-1 基本データ型の仮引数と戻り値用法= 値渡し
    • 6-3-2 参照型の仮引数と戻り値用法= Javaの参照渡し
  • 6-4 パッケージ指定の仕組み
    • 6-4-1 パッケージ指定
    • 6-4-2 Javaコンパイラによる
  • パッケージ検出の準備
    • 6-4-3 Javaのパッケージの仕組みを使ってみる
  • 第6章のまとめ

第7章 Javaの配列とその使い方

  • 7-1 配列変数と配列オブジェクト
    • 7-1-1 配列変数の取り扱い
    • 7-1-2 配列要素のデフォルト値
    • 7-1-3 配列オブジェクトの内容を設定,変更する
    • 7-1-4 配列の境界越えアクセス
  • 7-2 多次元の配列
    • 7-2-1 配列変数の宣言と配列オブジェクトの作成
    • 7-2-2 配列変数の初期化と配列要素の値の変更
  • 7-3 配列のコピー
    • 7-3-1 多次元配列オブジェクトの浅いコピー
    • 7-3-2 多次元配列オブジェクトの深いコピー
  • 7-4 配列の比較の意味
  • 第7章のまとめ

第8章 クラスの継承とは

  • 8-1 クラス再利用の2つの形態
    • 8-1-1 has-aの関係とは
    • 8-1-2 is-aの関係とは
  • 8-2 クラス継承の仕組み
    • 8-2-1 拡張クラスの定義構文
    • 8-2-2 拡張クラスに継承されるものと継承されないもの
    • 8-2-3 拡張クラスでのコンストラクタの実装方法
    • 8-2-4 拡張クラスでのメソッドのオーバーライド
    • 8-2-5 Accountモデルのポリモーフィズムを実現してみる
  • 8-3 JavaのObjectルートクラスとその継承の意味
    • 8-3-1 Objectクラスのequals()メソッドの振る舞いを調べる
    • 8-3-2 Objectクラスのその他のメソッド
    • 8-3-3 Objectクラスのもう1つの意味
  • 8-4 抽象クラスの定義とその仕組み
    • 8-4-1 抽象クラスの定義
    • 8-4-2 抽象クラスを定義することの意味
    • 8-4-3 抽象メソッドの若干の制限
  • 8-5 多重継承の禁止とインターフェース
  • 第8章のまとめ

第9章 インターフェースとは

  • 9-1 Javaのインターフェース型とはなにか?
  • 9-2 インターフェースの仕組み
  • 9-3 Javaの多重継承のしかた
    • 9-3-1 同一インターフェースを実装するケース
    • 9-3-2 インターフェース実装時の曖昧さとその解決
  • 9-4 インターフェースの拡張
  • 9-5 インターフェースのポリモーフィズム
    • 9-5-1 より実践的なポリモーフィズムを体験する
    • 9-5-2 instanceof演算子を使う
  • 第9章のまとめ

第10章 例外とその取り扱い

  • 10-1 Javaの2種類の例外の取り扱い
    • 10-1-1 Javaインタープリタが投入する例外
    • 10-1-2 クラスのメソッドが投入する例外
  • 10-2 例外とは
    • 10-2-1 例外の投入と例外の捕捉とは
    • 10-2-2 例外ブロックを構築する
    • 10-2-3 例外対処コードを記述する
  • 10-3 例外のその他のテーマ
    • 10-3-1 finallyブロックの役割
    • 10-3-2 独自の例外を投入する
  • 第10章のまとめ

第11章 Javaの入出力ストリーム操作

  • 11-1 標準入出力
    • 11-1-1 標準入出力の意味
    • 11-1-2 標準入出力のリダイレクト
    • 11-1-3 コンソールから基本データ型の値を入力する方法
  • 11-2 ファイルとディレクトリの基本操作
    • 11-2-1 Fileクラスの基本機能
    • 11-2-2 ドライブとファイルの列挙
    • 11-2-3 ファイルとディレクトリの選別方法
    • 11-2-4 ファイルの操作
  • 11-3 文字ストリームとバイトストリーム
    • 11-3-1 テキストファイルの入出力
    • 11-3-2 テキストファイルの入出力をバッファリングする
    • 11-3-3 バイナリーファイルコピープログラム
    • 11-3-4 ヘキサダンプ表示プログラム
  • 11-4 基本データ型の値の入出力
  • 第11章のまとめ

第12章 スレッドとその取り扱い

  • 12-1 スレッドとは?
    • 12-1-1 スレッドとマルチスレッドプログラミング
    • 12-1-2 スレッドの効用
  • 12-2 Threadクラス
  • 12-3 スレッドを作成する2つの方法
    • 12-3-1 Threadサブクラスを作成してスレッドを起動する
    • 12-3-2 Runnableインターフェースを実装してスレッドを起動する
  • 12-4 別スレッドの終了を待機させる方法
  • 12-5 スレッドの優先順位を設定する方法
  • 12-6 スレッド間で同期をとる2つの方法
    • 12-6-1 同期を使わないケースの問題点
    • 12-6-2 synchronizedメソッドを定義する方法
    • 12-6-3 synchronizedブロックを構築する方法
  • 第12章のまとめ

第13章 Javaの便利な機能を使う

  • 13-1 Javaのコレクションクラスの概要
  • 13-2 Arraysクラスを使う
    • 13-2-1 基本データ型配列の昇順ソートと二分探
    • 13-2-2 クラス型オブジェクト配列のソートと二分探索
    • 13-2-3 ラッパリストを作成してCollectionsのメソッドを使う
    • 13-2-4 基本データ型配列にCollectionsを適用するには
  • 13-3 Vectorクラスを使う
  • 13-4 ArrayListクラスを使う
  • 13-5 LinkedListクラスを使う
    • 13-5-1 LinkedListクラスを使う
    • 13-5-2 LinkedListクラスからスタッククラスを作ってみる
    • 13-5-3 LinkedListクラスからキュークラスを作ってみる
  • 13-6 TreeSetクラスを使う
    • 13-7 TreeMapクラスを使う
  • 第13章のまとめ

第14章 アプレットアプリケーションの作り方

  • 14-1 アプレットアプリケーションの基本
    • 14-1-1 アプレットアプリケーションの雛形
    • 14-1-2 はじめてのアプレット
    • 14-1-3 paint()メソッドの実装内容
    • 14-1-4 アプレットの演習
  • 14-2 AppletとGraphicsクラスの基本的なメソッド
    • 14-2-1 Appletクラスの基本的なメソッド
    • 14-2-2 Graphicsクラスの基本的なメソッド
    • 14-2-3 アプレットのサンドボックスとは
  • 14-3 スレッドを使ったアプレットの作り方
    • 14-3-1 移動するバナーアプレットを作成する
    • 14-3-2 ブリンクするアプレットを作成する
  • 14-4 アニメーションアプレットの作り方
  • 14-5 イベント対応アプレットの作り方
    • 14-5-1 アプレットにボタンを追加する
    • 14-5-2 アプレットにマウスイベントリスナを実装する
    • 14-5-3 スマートビューワアプレットの実装
    • 14-5-4 最後の伝言
  • 第14章のまとめ
  • おわりに