SOAP/UDDI/WSDL Webサービス技術 [基礎と実践] 徹底解説

[表紙]SOAP/UDDI/WSDL Webサービス技術 [基礎と実践] 徹底解説

紙版発売

B5変形判/432ページ

定価3,278円(本体2,980円+税10%)

ISBN 4-7741-1616-5

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書籍の概要

この本の概要

Webサービスの基盤技術であるSOAP,UDDI,WSDLを徹底的に解説したのが本書。SOAP,UDDI,WSDLそれぞれの規格仕様と利用法,また.NET FrameworkとJavaプラットフォームにおけるWebサービスの構築・利用の方法も解説。開発者なら手元に置いておきたい一冊。

こんな方におすすめ

  • Webサービスの技術仕様を詳しく知りたい方
  • Webサービス開発に取り組みたい方

目次

■基礎編 Webサービスの仕組みを理解する

第1章 WebサービスとSOAP/UDDI/WSDL

  • 1.1 Webサービスとは何か
  • 1.2 これまでの分散オブジェクト技術とWebサービス
  • 1.3 サービス指向アーキテクチャ
  • 1.4 Webサービスを利用するためのSOAP
  • 1.5 Webサービスを記述するためのWSDL
  • 1.6 Webサービスを登録・検索するためのUDDI
  • 1.7 そのほかに必要とされる技術
  • 1.8 Webサービスの用途
  • 1.9 まとめ

第2章 XMLの概要

  • 2.1 XMLの特徴
  • 2.2 XMLの基本
    • 2.2.1 XML文書の基本構成
    • 2.2.2 整形式XML文書と検証済みXML文書
    • 2.2.3 XMLの文法
  • 2.3 名前空間
    • 2.3.1 名前空間の必要性
    • 2.3.2 名前空間の使い方
  • 2.4 XML Schemaの基本知識
    • 2.4.1 XML Schemaとは
    • 2.4.2 要素や属性を宣言する
    • 2.4.3 要素の出現パターンを宣言する
    • 2.4.4 データ型
    • 2.4.5 XML Schemaと名前空間
  • 2.5 XMLの関連技術
  • 2.6 まとめ

第3章 SOAPの概要

  • 3.1 SOAPとは
  • 3.2 SOAPの通信モデルとデータフォーマット
  • 3.3 SOAPで要求/応答メッセージを実現する
  • 3.4 SOAPでリモートプロシージャコール(RPC)を実現する
  • 3.5 中継サーバを経てSOAPメッセージが送られる場合
  • 3.6 まとめ

第4章 SOAPメッセージのフレームワーク

  • 4.1 SOAPの仕様の構成
    • [解説] SOAPの仕様の動向と本書で扱うSOAPの仕様
  • 4.2 SOAPメッセージの構造
  • 4.3 プロトコルバインディングヘッダ
    • 4.3.1 SOAPとHTTP
    • 4.3.2 SOAPとHTTP拡張フレームワーク
    • [解説] SOAP 1.2におけるプロトコルバインディングヘッダ
  • 4.4 SOAPエンベロープ
    • 4.4.1 SOAPヘッダ
    • 4.4.2 SOAP本体
    • [解説] SOAP 1.1と1.2の仕様書の比較?
    • 4.4.3 SOAPフォルト
    • [解説] SOAP 1.2で定められている違反コード
    • [解説] SOAP 1.2におけるSOAPフォルト
    • [解説] VersionMismatchフォルト
    • [解説] MustUnderstandフォルト
  • 4.5 まとめ
    • Column SOAP添付文書

第5章 SOAPメッセージのエンコーディング規則

  • 5.1 SOAPエンコーディング
    • 5.1.1 単純型
    • 5.1.2 複合型
    • [解説] 単一参照構造体と多重参照構造体の活用
    • [解説] SOAP 1.2における配列の表記法
    • [解説] XML Schemaの仕様について
    • [解説] SOAP 1.2におけるエンコーディングエラー用の違反サブコード
  • 5.2 RPC表現規則
    • [解説] SOAP 1.2におけるRPC表現規則
    • [解説] SOAP 1.1とSOAP 1.2の仕様書の比較?
  • 5.3 まとめ
    • Column SOAPとセキュリティ

第6章 UDDIの概要と利用モデル

  • 6.1 UDDI 〜Webサービスの発見と登録〜
  • 6.2 UDDIの実装
  • 6.3 データ構造の概念
  • 6.4 UDDIのデータ構造XMLの要素
  • 6.5 WebからUDDIを使う
    • 6.5.1 サービスを検索する
    • 6.5.2 サービスを登録する
  • 6.6 APIからUDDIを使う

第7章 UDDIレジストリの仕組み

  • 7.1 UBRサイトに登録してみよう
  • 7.2 企業の登録(businessEntity構造)
    • 7.2.1 企業の名称,説明の登録
    • 7.2.2 企業の連絡先の登録
    • 7.2.3 企業の分類法の登録
    • 7.2.4 企業の識別情報の登録
  • 7.3 企業のWebサービスの登録(businessService構造)
    • 7.3.1 企業のWebサービスの名称,説明の登録
    • 7.3.2 企業のWebサービスの分類法の登録
  • 7.4 Webサービスの技術的な構成情報の登録(bindingTemplate構造)
    • 7.4.1 企業のWebサービスの技術的な構成情報の登録
  • 7.5 tModelの登録
    • 7.5.1 tModelの登録
    • 7.5.2 tModelの分類法の登録
    • 7.5.3 tModelの識別情報の登録
  • 7.6 企業のWebサービスとtModelとの関連付け(tModel構造)
  • 7.7 まとめ
    • Column UDDIの最新版はバージョン3

第8章 UDDIレジストリを利用するためのAPI

  • 8.1 UDDIプログラマAPIの種類
  • 8.2 API送信の仕方
  • 8.3 ユーザー認証
    • 8.3.1 ユーザー認証の情報が間違っていた場合
  • 8.4 情報を登録する
    • 8.4.1 企業の登録
    • 8.4.2 登録する情報になんらかのミスがあった場合
    • 8.4.3 Webサービスの登録
    • 8.4.4 企業のWebサービスのエントリポイントの登録
    • 8.4.5 tModelの登録
  • 8.5 情報を編集する
    • 8.5.1 別ユーザーの情報を編集しようとした場合
  • 8.6 情報を検索する
    • 8.6.1 情報を検索する
    • 8.6.2 情報を取得する
  • 8.7 エラー時の処理
  • 8.8 まとめ
    • Column 電子商取引のための統一規格ebXML

第9章 WSDL文書の基本構造

  • 9.1 WSDLとは
  • 9.2 WSDLの用途
  • 9.3 WSDL文書の基本的な構造
  • 9.4 WSDL文書を構成する要素の詳細
    • 9.4.1 WSDL文書の最上位要素(definitions要素)
    • 9.4.2 メッセージのフォーマットを定義する(message要素)
    • 9.4.3 型を定義する(types要素)
    • 9.4.4 抽象的なポートを定義する(portType要素)
    • 9.4.5 トランスポートプロトコルにバインドする(binding要素)
    • 9.4.6 WSDL拡張性要素を使って操作を詳細に指定する
    • 9.4.7 具体的なポートを定義する(port要素)
    • 9.4.8 Webサービスを定義する(service要素)
    • 9.4.9 WSDL文書のコメント文(documentation要素)
    • 9.4.10 他のWSDL定義をインポートする(import要素)
  • 9.5 UDDIレジストリからWSDL文書を取得する
  • 9.6 まとめ
    • Column WSDLの今後と標準化動向
    • Column Webサービス実装ツール

第10章 Webサービスの課題とこれから

  • 10.1 実務でWebサービスを利用するための課題
  • 10.2 相互運用性
  • 10.3 セキュリティ
  • 10.4 Webサービスの統合
  • 10.5 まとめ

■実践編 Webサービスを立ち上げよう

第11章 .NET FrameworkでのWebサービスの概要

  • 11.1 .NET Framework
  • 11.2 ASP.NET
  • 11.3 .NET Frameworkにおける基本的な通信モデル
  • 11.4 分離コードファイル
  • 11.5 .NET Framework開発環境のセットアップ

第12章 .NETでWebサービスを構築する

  • 12.1 単純なサンプルサービス
    • 12.1.1 WebServiceディレクティブ
    • 12.1.2 NET Frameworkの名前空間への参照とWebService基本クラスからの派生
    • 12.1.3 WebService属性
    • 12.1.4 WebMethod属性
    • 12.1.5 サンプルWebサービスをテストする
    • 12.1.6 エラー処理
    • 12.1.7 分離コードファイルを使う
    • [解説] VB.NETで/rオプションの指定を簡単に行うには
    • 12.1.8 Visual Studio .NETを使う
  • 12.2 構造を持ったデータを扱う
    • 12.2.1 配列を使う
    • 12.2.2 クラスを使う
  • 12.3 SOAPヘッダを活用する
    • 12.3.1 SoapHeader派生クラスの実装
    • 12.3.2 SOAPヘッダを使うメソッドの実装
    • 12.3.3 SOAPヘッダのエラー処理
  • 12.4 Webサービスを配置する
  • 12.5 状態管理
  • 12.6 まとめ

第13章 .NETでWebサービスを利用する

  • 13.1 Webサービスを見つける
  • 13.2 プロキシを作成する
    • 13.2.1 wsdl.exeを使う
    • 13.2.2 Visual Studio .NETを使う
    • 13.2.3 サーバの更新に対応する
  • 13.3 Webサービスクライアントプログラムを作成する
    • 13.3.1 単純なサンプルサービスにアクセスする
    • 13.3.2 構造を持ったデータを扱う
    • 13.3.3 エラー処理
    • 13.3.4 SOAPヘッダを使う
  • 13.4 まとめ

第14章 JavaプラットフォームでのWebサービスの概要

  • 14.1 Java Web Services Developer Pack
  • 14.2 JAXM
  • 14.3 JAX-RPC
    • 14.3.1 xrpccツール
  • 14.4 セットアップ

第15章 JAXMを使ったWebサービス

  • 15.1 JAXMを使ったWebサービスの作成
    • 15.1.1 importするパッケージ
    • 15.1.2 実装クラスの定義
    • 15.1.3 受信したメッセージを読む
    • 15.1.4 返却するメッセージを作成する
    • 15.1.5 エラー処理
    • 15.1.6 SOAPヘッダを活用する
  • 15.2 JAXMを使ったWebサービスの利用
    • 15.2.1 Webサービスを見つける
    • 15.2.2 JAXMを使って簡単なWebサービスにアクセスする
    • 15.2.3 importするパッケージ
    • 15.2.4 メッセージの作成と送信
    • 15.2.5 受信したメッセージを読む
    • 15.2.6 エラー処理
    • 15.2.7 JAXMでのその他の考慮事項
  • 15.3 まとめ

第16章 JAX-RPCを使ったWebサービス

  • 16.1 JAX-RPCを使ったWebサービスの作成
    • 16.1.1 interfaceの作成
    • 16.1.2 実装クラスの作成
    • 16.1.3 構成ファイルの作成
    • 16.1.4 xrpccツールによるタイクラスとWSDLファイルの作成
    • 16.1.5 JAX-RPCサービスの配備
    • 16.1.6 WSDLからxrpccツールを使ってサービスを作成する
    • 16.1.7 配列を使う
    • 16.1.8 クラスを使う
  • 16.2 JAX-RPCを使ったWebサービスの利用
    • 16.2.1 xrpccツールによるスタブクラスの作成
    • 16.2.2 スタブクラス経由でWebサービスにアクセスする
    • 16.2.3 WSDLからスタブクラスを作成する
    • 16.2.4 構造を持ったデータを扱う
  • 16.3 エラー処理
  • 16.4 JAX-RPCでのその他の考慮事項
  • 16.5 まとめ

■付録

  • 付録A XML Schemaのビルトインデータ型
  • 付録B SOAPリファレンス
  • 付録C UDDIリファレンス
  • 付録D WSDLリファレンス

用語集

参考文献および参考URL

本書に掲載したサンプルソースコードの使用法