Adobe Acrobat6.0 PDF テクニカルマニュアル

[表紙]Adobe Acrobat6.0 PDF テクニカルマニュアル

紙版発売

B5変形判/432ページ

定価3,608円(本体3,280円+税10%)

ISBN 4-7741-1859-1

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書籍の概要

この本の概要

Acrobat6.0では,スキャナでスキャンしたデータを文字データをOCR化したPDFにできたり,Officeとの連携や相互変換機能など,ますます便利になっています。本書では,マニュアルよりも詳しくWindows版のStandardとProfessional版について解説しています。

こんな方におすすめ

  • Acrobat6を使いこなしたい方
  • PDFについて詳しく知りたい方

目次

第1章 Acrobat,PDFを使いこなすための基礎知識

  • 1-1 Acrobat 6.0の製品ラインナップ
    • 3製品で構成
    • Acrobat ReaderはAdobe Readerに
    • 拡大する利用環境
    • 変貌するPDFの役割
    • データ入出力端末としてのPDF
    • デジタルコンテンツのコンテナ
  • 1-2 Acrobat 6.0の新機能
    • いっそうOffice寄りになったインターフェイス
    • より充実したアクセシビリティ機能
    • 文書作成プロセスを支援する「レビュー」
    • Officeアプリケーションとの連携強化
    • CADソフトなどもダイレクトにPDF作成
    • プリプレス用PDF,PDF/Xをサポート
    • その他のプリプレス関連新機能
  • 1-3 PostScriptの基礎知識
    • PostScriptの意味
    • コンピュータ上のイメージは紙への定着が目的
    • デファクトスタンダード,PostScript
    • フォントとPostScript
    • 色とPostScript
    • デバイスインディペンデントへの長い道のり
    • PostScriptを超えて進化するPDF
  • 1-4 PDFとはどんなものか?
    • PDFとAcrobat
    • さまざまなデータをひとつに
    • プラットフォームに依存しない
    • あらゆるファイルの埋め込みができる
    • 文字の検索ができる(!)
    • フォントを埋め込めことができる
    • 色を管理する機能
    • 国際機関や各国の工業用標準規格
    • 1つのアプリケーションで取り扱い可能
    • レイヤー構造を持てる
    • 汎用的な文書構造
    • マイクロフィルム,画像ファイルに勝るデータ保存手段
    • 文書の改竄(かいざん)防止策となる
    • 紙と共存できる電子文書
    • 電子文書としてのPDFは万能ではない

第2章 PDFの閲覧方法

  • 2-1 ユーザーインターフェイスとPDFの開き方
    • Acrobat 6.0 のユーザインターフェイス
    • PDFファイルの開き方
    • Webブラウザで開く
  • 2-2 ページ表示を操作する
    • 「使い方パネル」を非表示にする
    • ページの拡大率を変更する
    • 「ズームインツール」等を利用する
    • ページを回転させる
    • 「文書ウィンドウ」を分割する
    • 「文書ウィンドウ」を整理する
    • ページレイアウト表示を変える
    • ページの表示位置の調整
    • ページを自動的にスクロールさせる
    • ページ間を移動する
    • 表示の履歴をたどる
    • ページ表示をカスタマイズする
  • 2-3 ページの間を自在に移動する
    • 「しおり」を表示する
    • 「しおり」の使い方(1)
    • 「しおり」の使い方(2)
    • 「ナビゲーションパネルウィンドウ」をフローティングウィンドウにする
    • リンクを利用した閲覧方法
  • 2-4 視覚的にページ検索ができるページサムネール
    • ページイメージを表示する「ページサムネール」
    • 「サムネール画像」をできるだけ多く表示する
    • 「サムネール画像」の埋め込み,削除
  • 2-5 単語を探し当てる検索機能
    • 検索機能の概要
    • 最も簡単な検索の使い方
    • 検索の中断
    • 基本的な検索での結果の見方
    • フォルダなどを対象とした複数ファイルの検索
    • フォルダ単位の検索結果の見方
    • 「高度な検索オプションを使用」
    • 「インターネット上のPDFを検索」
    • Webブラウザ上でのPDFの操作
    • Webブラウザ上での検索
    • インデックスを作成する
    • インデックスファイルを利用する
    • 検索機能のカスタマイズ
  • 2-6 PDF内のコンテンツを再利用する
    • コンテンツ再利用の2つの方法
    • PDF内のオブジェクトのコピー
    • 文字列コピー基本操作
    • 範囲選択が思うようにいかないとき
    • 表のコピー
    • 「選択ツール」全部を常時表示する
    • ページ全体/PDF全体の文字をコピー
    • 画像(ビットマップ)をコピーする
    • 「スナップショットツール」を利用する
    • 「手のひらツール」で文字の選択を可能に
  • 2-7 PDFをバリアフリーにするアクセシビリティ機能
    • アクセシビリティ機能の概要
    • タグ付きPDFについて
    • 文書の音声による読み上げ
    • 文書のカラー設定を変更する
    • 文書のカラー設定オプション
    • 文章の「折り返し」
    • 「アクセシビリティチェッカ」の使用(1)クイックチェック
    • 「アクセシビリティチェッカ」の使用(2)完全チェック
    • 「アクセシビリティチェッカ」の使用(3)チェック結果の見方
    • 「アクセシビリティチェッカ」の使用(4)文書にタグを追加
    • 「アクセシビリティ可能にする」を利用する
    • 自動スクロール

第3章 PDFの作り方

  • 3-1  PDFを作る前に
    • Acrobatの仕組み
    • 標準で6つの品質を用意
    • 最も基本的なPDFの作り方
    • PDF作成プロセス
    • 「フォントの埋め込み」について
  • 3-2 特定ファイルのPDFへの変換
    • Acrobatの「PDFの作成」を使う「ファイル」(1)画像ファイル
    • Acrobatの「PDFの作成」を使う「ファイル」(2)Officeアプリケーションファイル
    • Acrobatの「PDFの作成」を使う「ファイル」(3)AutoCAD,Project,Visio
    • Acrobatの「PDFの作成」を使う「ファイル」(4)HTML,テキストファイル
    • Acrobatの「PDFの作成」を使う「ファイル」(5)「すべてのファイル」を選択した場合
    • Acrobatの「PDFの作成」を使う「ファイル」(6)PostScript,EPS
    • 「PDFの作成」→「ファイル」のデフォルト値の変更
    • ドラッグ&ドロップによるPDF作成
    • Acrobatの「複数ファイル」を使う
    • 紙の文書をPDF化する
    • コンテクストメニューからPDFを作成する
  • 3-3 MS OfficeアプリケーションからのPDF作成
    • OfficeアプリケーションでのPDFMakerの概略
    • WordからのPDF変換
    • 「Adobe PDFを電子メールで送信」
    • 「変換設定の変更」(1)「設定」タブ
    • 「変換設定の変更」(2)「セキュリティ」タブ
    • 「変換設定の変更」(3)「Word」タブ
    • 「変換設定の変更」(4)「しおり」タブ
    • ExcelからのPDF変換
    • PowerPointからのPDF変換
    • OutlookからのPDF作成
  • 3-4 マイクロソフトProject/VisioからのPDF作成
    • Project 2002からのPDF作成
    • Visio 2002からのPDF作成
    • 個別にレイヤーを選択してPDFを作成する(1)レイヤーの選択
    • 個別にレイヤーを選択してPDFを作成する(2)詳細設定
    • 「Adobe PDF」メニュー,PDFMakerの設定
    • Acrobat上でのレイヤーの操作
    • 「オプション▼」ボタンメニューの利用
  • 3-5 WebページからのPDF作成の詳細
    • WebページをPDFに変換するためのアプローチ
    • Intenet Explorerを利用する
    • ボタンメニューの機能
    • AcrobatからWebページをPDFに変換−基本操作
    • 「WebページからPDFを作成」ダイアログの設定(1)
    • 「WebページからPDFを作成」ダイアログの設定(2)
    • 「WebページからPDFを作成」ダイアログの設定(3)
    • 作成したPDFをWebの最新情報に更新する
    • リンクするページもPDFに取り込む(1)
    • リンクするページもPDFに取り込む(2)
    • リンクするページもPDFに取り込む(3)
    • 「Web Capture」のその他のメニュー
    • 「Web Capture」の利用環境のカスタマイズ
  • 3-6 紙文書を検索可能なPDFに変換する
    • 「Paper Capture」機能を使う前に
    • 「Paper Capture」の準備
    • 「Paper Capture」の実行
    • 「不明テキスト」を確定する(1)
    • 「不明テキスト」を確定する(2)
  • 3-7 「Adobe PDF設定」の詳細
    • 「Adobe PDF設定」の目的と仕様
    • 「Adobe PDF設定」ファイルの保存方法
    • 「Adobe PDFのドキュメントのプロパティ」のその他の設定
    • 「Adobe PDFセキュリティ」の設定
    • セキュリティの確認
    • 「Adobe PDF設定」の詳細(1)「一般」タブ
    • 「Adobe PDF設定」の詳細(2)「画像」タブ
    • 「Adobe PDF設定」の詳細(3)「フォント」タブ
    • 「Adobe PDF設定」の詳細(4)「カラー」タブ
    • 「Adobe PDF設定」の詳細(5)「詳細」/「PDF/X」タブ

第4章 PDF編集の基本

  • 4-1 ページの加工(トリミング,回転,ページの加除,ページ番号, 透かしと背景の追加,ページ効果)
    • ページサイズを変更する「トリミング」
    • 「トリミング」を先に行う
    • 「サムネール」と連動してトリミングを行なう
    • ページの回転
    • ページの挿入
    • ドラッグ&ドロップによるページの挿入
    • ページの抽出
    • ページの置換
    • ページの削除
    • 「サムネール」によるページの移動
    • 「サムネール」によるページのコピー&ペースト
    • ノンブルと「ページ番号」を一致させる
    • 「ページ番号」ダイアログの詳細設定
    • 「ヘッダとフッタの追加」
    • 「ヘッダとフッタの追加」ダイアログの詳細
    • 奇妙な操作を行う理由
    • 「透かしと背景の追加」を利用する準備
    • 「透かしと背景の追加」の実行
    • 「透かしと背景の追加」を利用する上での注意点
    • 「ページ効果の設定」
    • 「ページ効果」は「全画面表示」で利用する
  • 4-2 ムービー,サウンドの貼り付け
    • ムービー,サウンドを貼り付ける前に
    • ムービーの貼り付け
    • ムービーのコピー,ペースト
    • ムービーの移動,複数ムービーの整理
    • ムービーのページ上での表示方法を変更する
    • マルチメディアのプロパティ−Acrobat 5.0以前(1)「設定」タブ
    • マルチメディアのプロパティ−Acrobat 5.0以前(2)「再生」タブ
    • マルチメディアのプロパティ−Acrobat 6.0(1)「設定」タブ
    • マルチメディアのプロパティ−Acrobat 6.0(2)「アクション」タブ
    • サウンドファイルの貼り付け(1)Acrobat 5.0互換
    • サウンドファイルの貼り付け(2)Acrobat 6.0互換
  • 4-3 リンクを設定する
    • 基本的なリンクの設定
    • 「カスタムリンク」を設定する(1)「アクション」タブ
    • 「カスタムリンク」を設定する(2)「表示方法」タブ
    • リンク内容の変更
    • リンクボックスの拡大,縮小,移動,削除
    • 「移動先」を設定する
    • 別の文書へのリンク設定手順
    • 「移動先」表示の並べ換え
    • 「移動先」の確認
    • 「移動先」の変更
    • 「移動先」の編集
    • Webリンクの一括作成/削除
  • 4-4 しおりを設定する
    • 「しおり」の作成方法の概観
    • 「しおり」の作成(1)−PDF文書内の文字列を利用する
    • 「しおり」の作成(2)−「しおり」作成してから文字列を入力する
    • 「しおり」の作成(3)−文書構造を利用する
    • 「しおり」の編集
    • 「しおり」の移動,階層化
    • 「しおり」の削除
    • 複数の「しおり」を一括して移動,削除する
    • 「タグ付きしおり」でのページの削除/抽出
    • 「現在の表示方法をデフォルトとして使用」
    • 「サムネール」を利用したリンク,アクション
  • 4-5 可読性を向上させるアーティクル
    • アーティクルの設定
    • アーティクルの動作を確認する
    • 「アーティクルボックス」内で逆スクロールする
    • リンク機能と連動させる
    • 「アーティクルのプロパティ」の編集
    • 「アーティクルボックス」のサイズ変更,移動
    • 「アーティクル」「アーティクルボックス」の削除
    • 「アーティクルボックス」の追加,挿入
    • 「アーティクル」を一括管理する
  • 4-6 電子署名機能を利用する
    • 4つのセキュリティ機能
    • セキュリティ方法の選択
    • デジタルIDの作成
    • 承認
    • 「承認済み文書」の見方
    • 後から署名するための準備
    • 「署名フィールド」の変更
    • 署名の追加
    • 「署名の検証」
    • 電子署名のカスタマイズ (1)表示方法
    • 電子署名のカスタマイズ (2)その他

第5章 高度な機能を利用する

  • 5-1 注釈機能を利用する
    • 「注釈」機能の種類
    • 「ノートツール」を使う
    • 「ポップアップウィンドウ」を使う
    • 「ノート」を連続して作成する
    • 「ノート」の表示方法を変更する(1)
    • 「ノート」の表示方法を変更する(2)
    • 「ノート」を削除する
    • 「テキスト注釈ツール」を使う
    • 「スタンプツール」を使う
    • カスタムスタンプの作成
    • スタンプの管理
    • 「ハイライトツール」を使う
    • 「描画ツール」を使う
    • 「描画」の移動,変形
    • 「描画」の表示方法の変更
    • 「テキストボックスツール」を使う
    • 「テキストボックス」内の書式設定
    • 「テキストボックス」の表示方法を変更する
    • 「鉛筆ツール」を使う
    • 「消しゴムツール」で「鉛筆ツール」の線を修正する
    • 「ファイル添付ツール」を使う
    • 「高度な注釈」ツールバー−「ファイル添付ツール」
    • 添付ファイルを開く
    • 「サウンド添付ツール」を使う
    • サウンドを再生する
    • クリップボードの画像を貼り付ける
    • 「注釈」の利用環境をカスタマイズする
  • 5-2 レビューと注釈の管理
    • 「レビュー」の意味
    • 「レビュー」を利用するための基礎知識
    • FDFをやり取りする(1)「注釈」の送信
    • FDFをやり取りする(2)「注釈」の受信
    • 「メールベースのレビュー」(1)PDFの送信
    • 「メールベースのレビュー」(2)PDFの受信,「注釈」の加筆
    • 「メールベースのレビュー」(3)FDFの送信
    • 「メールベースのレビュー」(4)FDFの受信
    • 「ブラウザベースのレビュー」の概要
    • 「注釈」を一覧で表示する
    • 「注釈」を管理する
    • 「注釈」を印刷する(1)
    • 「注釈」を印刷する(2)
    • 「注釈」をWord 2002に戻す(1)一般の注釈
    • 「注釈」をWord 2002に戻す(2)テキストの変更がある場合
    • 「注釈」のその他の機能
  • 5-3 PDFの内容を変更する−TouchUp機能を使う
    • 「TouchUp」機能を使う前に
    • 「TouchUpテキストツール」を使う
    • フォント,サイズなどを変更する
    • 音声読み上げを改善する特殊文字の挿入
    • 新しい行を設定する
    • 「TouchUpオブジェクトツール」を使う準備
    • 「TouchUpオブジェクトツール」を使う(1)移動,コピー,削除
    • 「TouchUpオブジェクトツール」を使う(2)ビットマップ画像を編集する
    • 「TouchUpオブジェクトツール」を使う(3)線画,テキストブロック,ページ全体を編集する
  • 5-4 高精度印刷,プリプレス関連の諸機能
    • 高精度印刷,プリプレスに対応した諸機能
    • プロファイルを利用したモニタ上での校正
    • カラーを分解した結果を確認する「分版プレビュー」
    • 「透明部分の分割・統合」とは?
    • 「透明部分の分割・統合のプレビュー」を利用する
    • 印刷出力設定の使い方
    • トンボ付きで出力する
    • 「プリフライト」機能の概要
    • 「プリフライト」を実行する
    • プリフライト・プロファイルを編集する