Windows Mobile 5.0 アプリケーション開発 Beginner's Book

[表紙]Windows Mobile 5.0 アプリケーション開発 Beginner's Book

紙版発売

B5変形判/280ページ/CD1枚

定価3,278円(本体2,980円+税10%)

ISBN 4-7741-2891-0

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書籍の概要

この本の概要

爆発的な人気となった,W-ZERO3のOSがWindows Mobile 5.0です。Windows上で動くアプリケーションを作成できるように,Windows Mobile 5.0で動くアプリケーションも作成することができます。つまりは,自分のW-ZERO3で動くオリジナルアプリケーションが作成できるのです。しかも通常のWindowsとは異なり,Windows Mobile 5.0は画面が小さく,アプリケーション作成も簡単です。

本書は,マイクロソフトの開発環境Visual Studioを使ったWindows Mobile 5.0のアプリケーション作成入門です。

こんな方におすすめ

  • W-ZERO3を使っている人
  • Windows Mobile用のアプリケーションを作りたい人

目次

Chapter1 Windows Mobile アプリケーション開発の仕組み

  • 1-1 Windows Mobileとは?
    • 1-1-1 ようやく登場した日本発のスマートフォン
    • 1-1-2 WindowsとWindows Mobile
    • 1-1-3 Windows Mobile のバージョン
    • 1-1-4 Windows CEとWindows Mobile
    • 1-1-5 CPUの話
  • 1-2 アプリケーションが動く仕組み
    • 1-2-1 アプリケーションを作るということ
    • 1-2-2 Win32APIを使ったアプリケーション開発
    • 1-2-3 Compact Framework を使った開発
    • 1-2-4 Compact Frameworkを使ったアプリケーションの実行
  • 1-3 開発環境を整える
    • 1-3-1 ハードウェア(開発マシン)
    • 1-3-2 ソフトウェア
  • 1-4 プログラミング言語
    • 1-4-1 Win32APIを使ったアプリケーション開発用
    • 1-4-2 Compact Frameworkベースアプリケーション用

Chapter2 モバイルアプリケーション開発 事始め

  • 2-1 Windows Mobileアプリケーションの作成方法
    • 2-1-1 作成手順概要
    • 2-1-2 コンパイルの方法
  • 2-2 アプリケーションの開発手順
    • 2-2-1 アプリケーションを設計する
    • 2-2-2 プロジェクトを作成する
    • 2-2-3 画面を作る
    • 2-2-4 動作をプログラムで実装する
    • 2-2-5 コンパイルしてアプリケーションを作成する
    • 2-2-6 実行してテストをする
    • 2-2-7 問題があれば問題箇所をチェックし実行を繰り返す
  • 2-3 実際にアプリケーションを作成するにあたって
    • 2-3-1 使いやすいアプリケーションを作る
    • 2-3-2 必要な機能をきちんと実装する
    • 2-3-3 仕様の明確化

Chapter3 簡単なアプリケーション「3分ラーメンタイマー」を作ってみる

  • 3-1 アプリケーションの仕様を考える
    • 3-1-1 基本機能
    • 3-1-2 画面と操作
    • 3-1-3 その他
  • 3-2 新規プロジェクトの作成
  • 3-3 画面の配置(基本コントロールの使い方)
    • 3-3-1 コントロールの配置
    • 3-3-2 コントロール名の設定
    • 3-3-3 文字サイズの変更
    • 3-3-4 横画面チェック
    • 3-3-5 Timerコントロール
    • 3-4 アプリケーションの動きを作る
    • 3-4-1 初期化処理の実装
    • 3-4-2 開始処理の実装
    • 3-4-3 タイマー処理
    • 3-4-4 停止処理
  • 3-5 実行してテストしてみる
    • 3-5-1 デバッグ実行
    • 3-5-2 改善
  • 3-6 問題箇所を修正する
    • 3-6-1 3分過ぎたらとまるようにする
    • 3-6-2 Resetを押しても表示が03:00に戻らない
    • 3-6-3 カウントダウン中に一時停止ができない
    • 3-6-4 もういちど実行チェック
    • 3-6-5 Windows Mobile 5.0らしくソフトウェアキーに対応させる
  • 3-7 実機で実行
    • 3-7-1 実機で実行してみよう
    • 3-7-2 MyTimer全プログラムソース

Chapter4 ラーメンタイマーを改良してみる

  • 4-1 アプリケーションの仕様を考える
    • 4-1-1 基本仕様
    • 4-1-2 画面と操作
  • 4-2 画面の配置(基本コントロールの使い方)
    • 4-2-1 アプリケーションを開きなおす
    • 4-2-2 コントロールの配置
  • 4-3 ファイルの取り扱い方法
    • 4-3-1 コントロールの配置
    • 4-3-2 FileOpenDialogをアプリケーションから利用する
  • 4-4 まずはテスト
  • 4-5 サウンドを鳴らそう (Win32APIの利用)
    • 4-5-1 Win32APIを利用する
    • 4-5-2 実装その1:Win32宣言用のコード
    • 4-5-3 実装その2:オプション用のコード
    • 4-5-4 実装その3:ようやく音声を鳴らすコード
    • 4-5-5 Win32APIを利用する方法のまとめ
  • 4-6 再生テストとタイマーへの組み込み
    • 4-6-1 サウンド機能の組み込み
    • 4-6-2 ループ処理
  • 4-7 テストと今後の予定

Chapter5 モバイルアプリケーションで必要な技術

  • 5-1 アプリケーションの仕様を考える
  • 5-2 画面の変更
    • 5-2-1 プレイリストに追加
    • 5-2-2 リスト項目を選択した場合
    • 5-2-3 テスト
  • 5-3 項目チェックを考える
    • 5-3-1 項目チェックを考える
    • 5-3-2 ループ処理
    • 5-3-3 テスト
  • 5-4 アプリケーションっぽく仕上げる
    • 5-4-1 どこがおかしいのか?
    • 5-4-2 タイトルを変更する
    • 5-4-3 ボタンの処理を考える
    • 5-4-4 Testボタンを押せないようにする
    • 5-4-5 Testボタンを押せるようにする
    • 5-4-6 ファイルチェック
    • 5-4-7 アプリケーションのアイコン
    • 5-4-8 まとめ

Chapter6 アプリケーションのデバッグ

  • 6-1 まずは機能を確認する
    • 6-1-1 Deleteボタンの配置
    • 6-1-2 Deleteボタンのクリックイベントの実装
  • 6-2 テストそして問題の発生
    • 6-2-1 エラーの発生
    • 6-2-2 エラーメッセージダイアログ
  • 6-3 プログラムの流れと内容の確認
    • 6-3-1 ブレークポイントの設置
    • 6-3-2 ブレークポイントで停止,確認,続行
    • 6-3-3 ブレークポイントとステップ実行
  • 6-4 ウォッチ式で変数内容を確認
    • 6-4-1 ウォッチを使った変数内容の確認
    • 6-4-2 もう1つの問題
  • 6-5 デバッグ計画と修正コード
    • 6-5-1 lstFileList_SelectedIndexChangedメソッド
    • 6-5-2 btnDelete_Clickメソッド
  • 6-6 動作確認
    • 6-6-1 ブレークポイントの解除
    • 6-6-2 アプリケーションのチェック
    • 6-6-3 まとめ

Chapter7 はじめてのグラフィック

  • 7-1 絵を描く場所
  • 7-2 描くことができる画像
    • 7-2-1 テキスト
    • 7-2-2 画像
    • 7-2-3 ベクトルグラフィックス
  • 7-3 描画方法
    • 7-3-1 Graphicsオブジェクト
    • 7-3-2 Paintイベント
    • 7-3-3 ペンとブラシ
  • 7-4 まずは簡単なサンプルを試してみる
    • 7-4-1 Paintイベントで描く
    • 7-4-2 動作を確認する
    • 7-4-3 実行してみよう
    • 7-4-4 イベントで描画
    • 7-4-5 描くタイミングと描き直すタイミングの違い

Chapter8 Picture Paintアプリケーションを作ってみよう

  • 8-1 アプリケーションの仕様を考える
    • 8-1-1 仕様
    • 8-1-2 その他
  • 8-2 PicturePaintプロジェクトの作成
  • 8-3 初期設定
    • 8-3-1 Imports句とBitmapオブジェクトの宣言
    • 8-3-2 Bitmapオブジェクトのインスタンス生成
  • 8-4 Bitmapオブジェクトをフォームに描く
  • 8-5 描画処理を考える
    • 8-5-1 位置情報を取得
    • 8-5-2 線を描く最初の位置
    • 8-5-3 異動した位置
    • 8-5-4 フォームに描画を反映
    • 8-5-5 処理をまとめる
  • 8-6 滑らかに
  • 8-7 ペンの色と太さを変える
    • 8-7-1 ソフトウェアキーの作成
    • 8-7-2 サブメニューの実装
    • 8-7-3 色変更メニューの追加
    • 8-7-4 色変更メニューの実装
  • 8-8 画像を読み込む
    • 8-8-1 メニューの追加
    • 8-8-2 OpenFileDialoコントロール
  • 8-9 画像を保存する
    • 8-9-1 「名前を付けて保存」メニューの追加
    • 8-9-2 SaveFileDialogコントロール
  • 8-10 新規作成と終了
    • 8-10-1 メニューの追加
    • 8-10-2 コードの実装
  • 8-11 設定をiniファイルに保存する
    • 8-11-1 iniファイルに保存するデータの準備
    • 8-11-2 Iniファイルに書き込む処理
    • 8-11-3 iniファイルから読み込む処理
    • 8-11-4 iniファイル処理を起動と終了に実行する
  • 8-12 完成&テスト

Chapter9 RSSリーダーを作ろう

  • 9-1 アプリケーションの仕様を考える
    • 9-1-1 RSSリーダー
    • 9-1-2 基本機能
    • 9-1-3 画面と操作
    • 9-1-4 ネットワークプログラミング
    • 9-1-5 テキストファイル
    • 9-1-6 RSSについて
  • 9-2 アプリケーション作成の下準備
    • 9-2-1 プロジェクトの作成
    • 9-2-2 サンプルリストファイルの作成
    • 9-2-3 Formの作成
    • 9-2-4 起動画面の変更
  • 9-3 起動画面の作成
    • 9-3-1 画面の設定
    • 9-3-2 サイト情報の格納
    • 9-3-3 mylist.txtのファイルパス
    • 9-3-4 mylist.txtの読み込み
    • 9-3-5 保存処理の追加
    • 9-3-6 終了メニューの処理
    • 9-3-7 別フォームの起動
    • 9-3-8 キーイベント
    • 9-3-9 ここまでのテスト
  • 9-4  サイトの追加登録画面の作成
    • 9-4-1 画面の構成
    • 9-4-2 サイト情報の格納準備
    • 9-4-3 XML情報操作のための準備
    • 9-4-4 チェック機能の実装
    • 9-4-5 キャンセル時の処理
    • 9-4-6 frmListRssからの情報の取得
  • 9-5 コンテンツ表示画面の作成
    • 9-5-1 画面の作成
    • 9-5-2 コンテンツリストの取得
    • 9-5-3 呼び出し元の処理
    • 9-5-4 コンテンツの表示
    • 9-5-5 コンテンツのブラウザ表示
    • 9-5-6 コンテンツをIEから開く
    • 9-5-7 画面の縦横が変わったときの処理
    • 9-5-8 テスト
  • 9-6 リリース&インストール
    • 9-6-1 DebugとRelease
    • 9-6-2 アプリケーションのインストール
    • 9-6-3 まとめ

AppendixA プログラミングテクニック

  • A-1 小さいウィンドウを作る
  • A-2 全画面制御
  • A-3 入力パネルコントロール
  • A-4 画面回転イベント
  • A-5 レジストリへのアクセス
  • A-6 Pocket Outlookからのデータ読み込み
  • A-7 システムフォルダパスの取得
  • A-8 外部アプリケーションの呼び出し
  • A-9 マルチスレッドプログラミング
  • A-10 リセット
  • A-11 サスペンド(電源OFF)
  • A-12 画面のOn/Off

AppendixB 使いやすいエミュレータ・開発環境を作ろう!

  • B-1 エミュレータの単体起動
  • B-2 共有フォルダを使ったPCとのデータ交換
  • B-3 エミュレータの通信環境を整える
  • B-4 エミュレータに入れておくと便利なアプリケーション
  • B-5 エミュレータのスキンを変更する
  • B-6 エミュレータへの配置がうまくいかないとき
  • B-7 Visual Studioの規定の開発設定を変更する

著者プロフィール

高橋忍(たかはししのぶ)

マイクロソフトにて,アプリケーション開発コンサルタントとして企業でのアプリケーション開発を支援。現在は発技術をさらに広い世界で紹介するエバンジェリストとして活動を続けている。モバイルでの開発は趣味100%で進めていたが,社内外に知られることになり,現在は公私にわたってモバイルアプリケーション開発を支援する活動を続けている。